シャンプー

◇シャンプーに入ってるシリコンについて4つ◇

投稿日:2015年5月24日 更新日:

What’s the silicone?

シャンプーに入ってるシリコンについて

こんにちは。
所沢の美容院PROGRESS小手指のよごです。
タイトルの◇は、ケミカルを示します。
今日は

シャンプーに入っているシリコン

について
 

 

 

①シリコンとは、ケイ素のこと

元素の話。
皮膚や毛髪はタンパク質。主な構成元素は、炭素です。

数ある元素の中で炭素に最も近い性質を示す元素がシリコン(ケイ素:Si)です。

地上には炭素よりシリコンの方が多く存在し、工業製品にもよく使われます。その構造の違いによって、ガラスのように硬くなったり、樹脂のように柔らかくなったり、オイルのようにドロッとしたりと様々です。(・・・かなり大まかな説明ですが。)

 

 

②ケイ素を含む物質がシリコーン

一般的に、シリコンを含んだ化合物をシリコーンといいます。ですから、厳密にはノンシリコーンシャンプーと言ったほうが正解です。

が、シリコーンを含んでいれば、シリコンを含むので、ノンシリコンシャンプーという表現でも間違いではありません。
つまりシリコンという表現は、総称で、シリコンという成分が存在するわけではありません。成分としては、~メチコン、~シロキサン、~ポリマーなどと表記されています。

 

シャンプーにシリコンが入っていると、髪の表面のキューティクルに付着し、コーティングします。その結果、指通りがよくなり艶が出ます。

 

 

③シリコンが蓄積し過ぎると、髪が硬くなる

シリコンは、頭皮や毛髪に付着する性質がゆえに、上書きすると、どんどん蓄積してしまいます。

頭皮は、ターンオーバーを繰り返しているため、蓄積されることは考えにくいですが、毛髪に付着したシリコンは、蓄積(ビルドアップ)する可能性もあります。

シリコンが蓄積されすぎた毛髪は、パーマ液やカラー剤の浸透を阻害し、施術に時間がかかってしまったり、髪自体が硬くなってしまいます。
※現在のシャンプーやトリートメントには、蓄積するほどのシリコンはまず入ってません。

 

 

④コーティング剤の1つがシリコン

コーティング剤には、天然から合成までたくさんの種類がありますが、その中の一つがシリコン。

天然成分の方が高価です。

 

 

〈〈シリコンが普及した経緯

〉〉市販のシャンプーについて

 

 

ワンポチお願いします!

にほんブログ村 美容ブログ ヘアケアへ

 

よご あきとしでした。

 
>>ホットペッパービューティはこちら

-シャンプー
-,

執筆者:


コメントを残す

関連記事

ケミカル美容師的シリコンは髪表面をコーティングする

◇シリコンが普及した経緯◇

目次1 What kind of process did the silicone spread by?2 シャンプーやトリートメントに入っているシリコンが普及した経緯2.1 ①1990年代のシリコン …

ケミカル美容師的美容院のシャンプーとサロンのシャンプーの違い

◇【美容師が語る♪】美容院のシャンプーと市販のシャンプーの違い◇

目次1 美容院に行くとシャンプーやトリートメント、スタイリング剤など、髪に使う商品はなんでも揃ってる。 でもドラッグストアに行けば、同じようなものが置いてある。 値段が余りにも違うけど、一体何の違いな …

ケミカル美容師的にシャンプー基準

◇シャンプーを選ぶ基準◇

目次1 What is the standard to choose shampoo as?2 シャンプーを選ぶ基準2.1 ①体調、体質2.2 ②カラーやパーマをした後2.3 ③やりたいヘアスタイル2 …

リンスインシャンプー

【美容師が解説】乳化、分散、可溶化の違い

乳化・分散・可溶化。 日常生活でほとんど使わないの、これらの用語を解説します。   こんにちは。 毎週のカット講習でさすがに体力の限界を感じてきたような気がしないでもない美容師よごです。 タ …

ケミカル美容師的皮脂分泌が過剰になる原因

◇皮脂の過剰分泌とその原因7つ◇

目次1 Why is sebum secreted excessively?2 皮脂が過剰に分泌される原因2.1 ①男性ホルモンの増加2.2 ②ストレス2.3 ③過剰な洗浄2.4 ④気温の上昇2.5 …

ケミカルサイト内検索