The surface of skin
皮膚のきめとは何のことでしょう?
A.保水力 B.脂っぽさ C.しわの密度
こんにちは。
頭皮も皮膚の一部です。リズミカルな美容師よごです。
タイトルの◇は、ケミカルを示します。
今日は
皮膚の表面
について。
皮膚概要
皮膚は、からだの外表面をおおっている大切な器官。皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできています。
皮膚の総面積は成人で約1.6㎡。厚さは表皮と真皮で約2~2.2mmになります。
また、重さは表皮と真皮をあわせて約3kg、皮下組織も含めると約9kgになり、体重の16%を占めます。
皮膚外観
皮膚の表面には無数の細かいくぼみと高まりがあります。くぼみを皮膚小溝(皮溝)、高まりを皮膚小稜(皮丘)といいます。
皮膚小溝は皮膚の表面に縦横に走って、大小種々の網の目(皮野)をつくっています。皮膚のきめってやつですね。深さが約0.2~0.3mm、幅が約0.2mmです。皮膚のきめは、拡大鏡(ルーペ)で観察すると肉眼でも簡単に見ることができます。
ちなみに毛は、皮溝が交わる所ににある毛孔と言う小さな穴から生えます。汗は、皮丘の中心にはにある汗孔という小さな穴から出ます。
なので答えはC。皮溝が浅く、幅が狭いときに゛きめ細かい肌″と言われます。
指紋
皮膚小溝の線は、指腹では色々な形の線を描いていて、指紋といいます。
指紋は人によってそれぞれ異なり、終生変わりません。なので本人であることを証明する母印に使ったり、犯罪を捜査するとき、本人を特定する重要な手掛かりとなります。
また、手掌(てのひら)、足底の稜線も特有な模様を描いており、指紋とともに人物認定に使われます。
しわ
また、皮膚にはいろいろのしわがあります。このしわがあることによって、関節運動や筋肉の運動がしやすくなります。
手掌のしわも同じ理由で生じたものであり、これは個人的にも、また人種的にも著しく違っていて、手相術の対象になっています。以上のようなしわを運動ひだ、または屈曲線とよび、老若男女を問わず見られます。
このほかに、老年になると皮膚にしわができてきますが、これは1つの老化現象としてできるものです。
本記事は、社団法人 日本理容美容教育センターの「理容・美容保健」を参考にして書かれています。
結論:
皮膚表面には、皮丘と皮溝がある。
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