バックシャンプーと呼ばれるシャンプー台が主流になって久しい。
2000年頃をさかいに、美容院のシャンプー台はバックシャンプーに切り替わったと記憶している。
バックシャンプーがサイドシャンプーより優れているところは何なのか。
こんにちは。
所沢の美容院PROGRESS小手指のよごです。
タイトルの◇は、ケミカルを示します。
今日は
バックシャンプーの特徴
について。
日本の昔のパーマ屋さんのシャンプー台と言えば、サイドシャンプーです。(その頃は、サイドシャンプーなどという名称はありませんでした。)
それが、パーマ屋から美容室、ヘアサロンと名前が変わる内に、いつの間にやら、バックシャンプー(リアシャンプー)なるシャンプー台が出現しました。
出現したというよりは、海外から取り入れました。20世紀後半、日本の美容の技術は、欧米に遅れをとる部分が多く、カットやカラー、パーマの技術と一緒に、バックシャンプーも取り入れました。
①お客様側から見たバックシャンプーのメリット
バックシャンプー最大の特徴は、
お客様の身体(特に首)の負担が減ること!
完全に真横になるサイドシャンプーは、頭の重さを首で受け止める形になり、負担が大きい。その分、少しもたれ掛かるバックシャンプーであれば、首にかかる負担が少ない。
※これは、個人(の身長)によって差がありますので、サイドシャンプーの方が楽なお客様もいらっしゃいます。
②美容師側から見たバックシャンプーのメリット
バックシャンプーもうひとつの特徴は、
美容師の腰の負担が軽くなること!
美容室に入って、1~2年目のアシスタントの仕事は、シャンプーがメイン。
手は荒れるわ、腰は痛いわ、「美容師なんてやってられん!」と、思っちゃったりする。
しかも毎日のこと…。
「俺がアシスタントだった頃は肩のところまで荒れてたぞ!」、なんて話を年輩の美容師から聞くことも多い。
そんな時代を経て、手荒れにはゴム手袋、腰痛にはバックシャンプーが取り入れられるようになった。
アシスタントが辞めていくのを防ぐっていうのも大きい。
以上、簡単な違いでした。
結論:バックシャンプーは、美容師側にメリッが大きい。
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