スタイリング

ブローの仕方

投稿日:2017年2月5日 更新日:

ブローするときに、ブラシを早く通したときと、ゆっくり通したときの違いは何でしょう?
A.ツヤの出やすさ B.ボリュームの出やすさ C.もちの良さ
ヘアビューザーでドライ

 
こんにちは。
毎日毎日、寒さに震えるリズミカルな美容師よごです。
今日は

ブローの仕方

について。

 
ブローの仕方って、人それぞれあると思います。美容師のブローだって、一人ひとり違います。
自分の理想のヘアスタイルに近づくためにブローする訳ですから、やり方なんてそんなにこだわらなくて良いんです♪
気持ち良くシャンプーをした後は、気持ち良く髪を乾かしましょう!

ブローする前に…
〉〉ご自宅で気持ちよくシャンプーする手順はこちら

 
ちなみに答えはB。ブローするときに早く通すとボリュームが出ずにまとまりが、ゆっくり通すと髪がブラシの形になりやすくボリュームが出てきます。

 

①タオルドライ

タオルドライ
まずは、しっかり髪の水分を取りましょう。タオルで拭くというよりは、髪の水分をタオルに移していくイメージです。
髪は、乾いたときよりも濡れたときに擦りあわせた方が傷むので、優しく、ゆっくり行いましょう。

ゴワゴワの硬いタオルでは無く、ふっくらとした柔らかいタオルを使うことで、乾かしたときにツヤが出やすくなります。
ミディアムより長い場合は、十分に頭皮の水分を取っても、毛先はまだかなり湿っています。擦らずに、タオルに髪を挟んで軽く叩きましょう。

 

②アウトバストリートメント

アウトバストリートメント
髪の水分をしっかり取ったら、コーミング(髪をクシで、とかすこと)。
このとき、髪にクシが通らない状態であれば、先にアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)をつけましょう。
アウトバストリートメントをつける
指通りを良くし、髪を摩擦から守ります。
また水分があることで、まんべんなく行き渡り、ドライヤーの熱を分散させてくれます。

 

③コーミング

コーミング中
ドライヤーで乾かしやすくするためにも、必ずコーミングしましょう。
ポイントは毛先の方から少しずつ髪をとかすこと。
根元から一気にコーミングすると、髪の表面が傷んでしまったり、毛先で髪がからまってしまうこともあります。

このとき生え際は、髪を真下かやや前に向かってコーミングすると、根元が膨らまず、乾いたときに顔が大きく見えなくなります。

 

④ドライヤー

ヘアビューザーでドライ
仕上がりをイメージしながら、乾かしましょう。
根元から乾かします。
毛先に水分が残っていると、重さで引っ張ってくれています。その状態だと根元が膨らまないので、素早く根元から乾かしましょう。
根元を乾かすときは、ドライヤーの先端につけるノズルは外しましょう。

 

⑤小顔になるためのポイント

「ドライヤーは疲れるから、早く乾かしたい!」
と思ってる方も多いと思いますが…、乾かし終わった後のヘアスタイルも気になってしまいます。
特に気をつける所は、前髪、トップ、顔周り、襟足です。
前髪はペタンとしているとかわいくないので、少し根元を浮かせます。
前髪をドライ
トップはつぶれていると、外に出られないレベルになるので、根元を立ち上げましょう。
トップを立ち上げながらドライ
生え際は、ほっぺたに少し髪がかかるように、前に向けて乾かします。
生え際を前に引っ張ってドライ
襟足も膨らませたくないのであれば、下ではなく前に向けて乾かしましょう。
襟足を前に引っ張ってドライ
基本的に、根元は毛穴の向いている方向か、やや前に向かって乾かします(コーミングした時と同じ方向)。こうすることで根元のボリュームがおさえられ、かつ内巻きに入りやすくなります。

 

⑥ブロー

デンマンブラシでブロー
根元が乾いてきて、毛先もそろそろ乾くかなぁ(7割くらい)、のところで、毛先の表情を意識して乾かすようにします。
写真では、デンマンブラシを使って、ブローしています。
慣れないうちは、ドライヤーの先にノズルをつけた方が風が均一に出るので、ツヤが出やすくなります。

ショートの方であれば、フォルムを意識して、トップのボリュームを出したり、ハチのところを膨らまないようにしたり、後頭部に丸さを出したり、襟足をタイトにしたり。
デンマンブラシでブロー
ロングの場合は、トップの根元のボリュームと、サイドの膨らみ具合、毛先のツヤを意識しましょう。根元からブラシを入れて、徐々に毛先に向かって、ブラシとドライヤーの風を動かします。

このとき、髪はもみあげや襟足など下のほうから順にブローした方が良いですが、時間のない場合は、表面だけでもブローでツヤを出して、ストレートに仕上げましょう。
どこかが湿ったまま終わると、そこから崩れてうねって膨らんでくるので、確実に乾かしましょう。

 

⑦スタイリング

最後にツヤが足りないと思ったら、アウトバストリートメントや、ツヤ出しスプレーをつけましょう。
仕上がり

全部を本気でやると初めは30分くらいかかるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。
こうすることで、1日綺麗な状態を保てるのです!

結論:

ブローの仕方としては根元からやや前に向けて乾かしていく!

 

 

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