店長が風邪をひいて、一年生にうつって、その風邪をもらってしまいました。
こんにちは。
…ってな訳でなんか調子の悪いリズミカルな美容師よごです。
今日は
ご自宅でのシャンプーの方法
について。
シャンプーの使用法って必ず書いていますが、あいまいさを残していますよね。
「①髪を十分に濡らしてから、②適量をやさしく泡立て、③髪全体につけ、④頭皮をマッサージをするように洗った後、⑤十分に洗い流してください。」
こんな感じですかね。
適量とか、十分とかって、どういうこっちゃい!って、なりますよね。
シャンプーの方法としては、乾燥肌の人はこう洗う、多毛の人はこうしない、とかって分類はありません。適量の違いはありますが、方法は万人共通です。
シャンプーイングのポイントは、
・頭皮をよく濡らすことで、汚れもしっかり濡らす
・シャンプー剤は、頭皮につける前にしっかりと泡立てる
・泡立てたシャンプー剤を、頭皮からつけていく
・髪ではなく、頭皮の汚れを落とすようにマッサージする
・スタイリング剤をつけてないのに傷んで指通りが良くないロングの毛先は、シャンプー剤はつけずに、泡が流れてくるくらいで十分
・すすぎは、シャンプー剤が頭皮に残らないように、しっかりと
・コンディショナーは、頭皮につけないようにする
目次
シャンプー前のブラッシング
頭皮やスタイリング剤の状態次第ですが、ブラッシング出来るならした方が良いでしょう。
目的は、髪を濡らしたときにからまないようにするためと、髪表面の汚れを落とすため。
乾いた髪と濡れた髪では、圧倒的に乾いた髪の方がクシ通りが良いです。
目の粗いクシを使いましょう。
僕がずっと使っているのは、〉〉ビッグハーティドコーム YS-402
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僕はガチガチにセットしているので、ブラッシングは無理っす…(^_^;)
髪が短い場合や、からまってない場合も、ブラッシングすることで、汚れが落ちやすくなります。
髪が長い場合は、毛先から順にとかしていくと、根元から無理なくブラッシング出来るようになります。
このときに、頭皮を傷つけないように注意しましょう。
①シャンプー前のウエット
使用法の「髪を十分に濡らす」です。
お湯は38℃前後(美容技術理論より)。熱すぎると、頭皮が炎症を起こして、日中かゆくなったり、髪が抜けやすくなったりします。ぬるいと、頭皮に負担はかかりませんが、シャンプーでは汚れが落ちづらかったりします。
目安は3分です。最初に一通り濡らしてから、3分です。流し続ける必要はありません。
オーブルというシャンプーヘッドを使っても2分は濡らしてからにしましょう。
〉〉(公式ページ)コスメトリートメントシャワー オーブル
髪ではなく頭皮を濡らすように心がけます。
3分も濡らせば、水溶性の汚れ(汗・ほこりなど)は、ほとんど落ちてしまいます。
また、皮脂などの油っぽい汚れもシャンプーですぐ落ちやすくなります。
髪を濡らしながら激しく動かすと、キューティクルがこすれて傷むので、あくまで頭皮を優しくこする感覚です。
手を丸めてお湯をためたりします。
②シャンプーの泡立て
「適量をやさしく泡立てる」です。
シャンプーは原液のままだと、頭皮に対する刺激が強すぎるので、必ず泡立ててからつけましょう。
その前に…
髪を濡らしてからシャンプーを泡立てるまで、一度浴槽に入ったりして時間がたっているほど、泡立ちやすくなります。
使うシャンプーの量も少なくてすむのでおススメです。
適量は、>>界面活性剤の種類にもよりますが、
一般的な高級アルコール系の界面活性剤(ラウレス硫酸Naなど)の場合だと、
ショートで1プッシュ、
ロングで2プッシュ程度。
一般的なアミノ酸系の界面活性剤(ココイルグルタミン酸Naなど)の場合だと、
ショートで1.5プッシュ、
ロングで3プッシュ程度です。
もちろん、汚れ具合や髪質にもあわせてシャンプーの量を調節します。
経験的には、髪が乾燥してる場合、毛量が多い場合は、泡立ちづらいです。
あまりにも泡立ちが悪いようだと、1度すすいでから、もう一度シャンプーをつけましょう。
>>シャンプーが泡立たない理由でも書きましたが、
シャンプーと水、空気を上手く混ぜ合わせて、泡立てましょう!
泡立てネットを使うと、案外簡単に泡立つと思います。
③シャンプー剤をつける
「髪全体につける」です。
頭皮からつけましょう。毛先は、スタイリング剤がついていなければ、泡がつく程度でかまいません。つけすぎると、油分がなくなり、髪が乾燥する原因になります。
シャンプー剤を泡立てずに直接つけたり、いつも同じ場所からつけていると、髪が抜けやすくなりますので、やめましょう。
ここで、つけたシャンプー剤の量が多すぎると、泡が重く指が動かしづらくなってしまいます。
頭皮や髪が強くこすれて、傷みやすくなるので、水で少し流してから、軽い泡でシャンプーしていきましょう。
④シャンプーイング
「頭皮をマッサージするように洗う」です。
頭皮に泡がまんべんなくついたら…
指の腹を使い、生え際から頭頂部の方へ、重力に逆らうようにジグザグに動かしていきます。
頭皮をやさしく、つかむように動かして、毛穴の中の汚れを浮かすようにしていきます。
爪で頭皮を傷つけないように注意しましょう。
側頭部(サイド)の髪は真下ではなく、やや前に(アゴの方へ向かって)生えています。
もみあげからつむじに向かってジグザグしていきましょう。
頭皮が固い場合は、血行が悪い可能性があります。そのままにすると、将来髪が薄くなっていくこともあるので、シャンプー時にマッサージして、しっかりほぐしましょう。
シャンプーの時に使う専用のブラシもあります。大きさや形などしっくり来るのを選びましょう。
指と同じ要領で、動かすときは、ゆっくり力を入れすぎないようにしましょう。
僕は手荒れがひどいときは、ブラシが欠かせませんでした。
ブラッシングに使うブラシと、シャンプーに使うブラシは、不衛生になりやすいので、保管には注意しましょう。
⑤シャンプー後のすすぎ
「十分に洗い流す」です。
このすすぎが、シャンプーイングで一番大事です。
手を丸めてお湯をためたり、地肌をこすったり、お湯を下から当てたりして、確実に流しましょう。
目安は3分。オーブルでも2分は流しましょう。
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シャンプー剤が頭皮に残ってプラスになることは、なに1つありません。
さっと泡だけすすいで終わると、すすぎ残したシャンプー剤が、炎症を起こしたりします。
特に髪が少なくなってきたところや、かゆくなりやすい場所は念入りにすすぎましょう。
⑥コンディショナーをつける
髪が短い場合は、つけなくてもOK。
僕はそこまで傷んでないのもありまして、ヘアカラー直後で、褪色させたくないときにしかつけません。
コンディショナーやトリートメントは、毛髪用の油分です。
頭皮につけると、せっかくシャンプーイングで油汚れを落とした意味がなくなってしまいます。
コンディショナーをつけたら、気持ち悪いかもしれませんが、5~10分放置すると、毛先がツヤツヤになります。
すすいだ後は、ドライヤーで乾かしましょう。
頭皮や髪の調子が悪くなってくると、シャンプー剤に原因を求めがちです。
しかし実際は、シャンプーの仕方を変えれば改善するってことも多いのです!
書くの疲れた…。
結論:
シャンプーでは、頭皮の汚れを落とそう!
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