こんにちは。
所沢の美容院PROGRESS小手指のよごです。
今日は
目次
シャンプー前のウエット(髪を濡らすこと)
について。
まず、予備知識!
①お湯の適温は38度
勿論、お客様にお湯加減は確認しよう。
例えばお客様が汗をかいているとしたら、確認しながらいつもより冷たい温度設定で。
②濡らすことで、頭の汚れの大半が落ちる
頭皮の汚れのほとんどは水溶性の汚れなので、濡らしただけで、落ちると言われている。
皮脂やワックスなどの脂っぽい汚れは、シャンプー剤でしか落ちない。
③濡らすときは、頭皮から
頭皮が濡れてないと、シャンプーが泡立たない。頭皮についた皮脂をシャンプーで落とすことを考えると、最初から頭皮を濡らそう。
実践編
④まず、つむじ付近から濡らす
一声かけて、まずは感覚の鈍いつむじから優しく濡らしていこう。
寝かせた状態でいきなりフェイスラインを触るとお客様はビックリするので注意。
ノズルは頭皮に対して90度か、それより少しつむじ側に当てると、お湯がどこに流れ落ちるかコントロールしやすい。
顔にお湯が跳ねたり、流れたりしてないか、常にチェック!
⑤次にフェイスライン
ここで、適温か確認。
ご新規のお客様には、「熱いですか?」など、具体的に聞く方が丁寧さが伝わる。
※この時、フェイスラインを触る手(小指側)が冷たいとお客様は不快です!お湯加減は最初、自分の小指の付け根辺りで確認しよう。
⑥全体を濡らしていく
もみ上げを濡らして、だんだん頭の後ろに向かって移動する。
地肌を濡らすために、こすったり、お湯をためたりする。
地肌をこすって髪が引っ掛かったと思ったら、その指だけ地肌から浮かせて引っ掛かった髪をはずす。
※プロシャンプー用語で指ぬき。
指を一本一本独立して動かす訓練が必要だ。
襟足を濡らすときは、衣服を濡らさないように!
※襟足を濡らす時は、お客様の首の形が分かってないと、襟が濡れやすい。
長い間、頭を持ち上げて襟足を濡らすと、リスクが高い。さっと濡らして頭を下ろして、また持ち上げて…という風に、何度も繰り返した方が衣服は濡れにくい。
バックシャンプーの場合は、自分の手やお客様の首に力が入っていると、隙間ができる。
襟が濡れやすくなるので、力を抜いてもらうように促す。
サイドシャンプーの場合は、右手の小指側の側面を絶対に首から離さない。
シャンプーヘッドの水流の向きを、首の手前から奥に移動するまで、襟足ではなく、つむじの方に向ける。
シャワーヘッドが、首の向こう側(お客様の右側)にあるときは、自分の右足を曲げて少し腰を落とすイメージ
とにかく早く往復する。
それぞれのやり方があると思いますが、最初にお客様に触るところです。気持ちを込めましょう!
小手指の美容師”よご あきとし”でした。