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The electrolyzed water
こんにちは。
所沢の美容院PROGRESS小手指のよごです。
タイトルの◇は、ケミカルを示します。
今日は
電解還元性イオン水の性質
について。
〈〈電解還元性イオン水のpHについては、前回の記事を見ればわかりますが、
特徴をおさらいします。
・pHが12くらいのアルカリ性
・皮膚に触れると皮膚表面と同じくらいの酸性になる
・マイナスイオンを多量に含んでいる
・精製水の100倍くらいの浸透力をもつ
・洗浄力がある
そんな電解還元性イオン水を語る前に、まずクイズ!
何も溶けてない純粋な水(H2O)は液体だと、水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)に、電離します。
このときのpHは7です。
ではもし、この水が全く電離せず、全て水分子(H2O)のみの水だったら、pHはいくつでしょうか?
答えはpH14。
まず、これが理解できないと、電解還元性イオン水は、おそらく永遠にワカラナイ!
pHは、あくまでその水溶液に水素イオンが何個あるか(大雑把に)表したもの。
pHってのは、その水溶液が電気的にプラスかマイナスかどうかは(この場合に限っては)関係ない。
全く電離しない水なんて絶対存在しないし、もしあったとしたら電気的には中性を示す。でも、水素イオンが無いからpHは14。
これが分かると、電解還元性イオン水がなんとなく分かってくる!
電解還元性イオン水の事実①
pH12を示しながら、皮膚につけても問題ない。
pH12であるから、水素イオンはほとんどない。
皮膚についても問題ないから、水酸化物イオンもない(と思う。ここはちょっと専門外)。
つまり、一切電離しない水だと思って、あながち間違いではない。
水酸化物イオンは、どこに行ったか?
これはヒドロキシルイオン(H3O2-)になっている。
電解還元性イオン水の事実②
マイナスイオンを多量に含んでいて、精製水の100倍近い浸透力。
電解還元性イオン水は、ヒドロキシルイオンというマイナスイオンを多量に含んでおり、電気的にマイナス同士なので、反発しあう。
そのため、分子同士の繋がりがなくなり、細かく分かれやすくなって、浸透しやすくなる。
電解還元性イオン水の事実③
洗浄力がある。
ヒドロキシルイオンは、疎水基と親水基を持つ。
つまり、界面活性剤であり、洗浄力を持っている。
界面活性剤であるため、なかなか取れない匂いを取り除いてくれる。
ただし、濡れているところに、電解還元性イオン水をつけても、洗浄力は発揮されない。
電解還元性イオン水の事実④
高い殺菌効果があり、保存料不使用。
アルカリ性の環境の方が、微生物が繁殖しやすい。
ただ、電解還元性イオン水はpH12。そんな高アルカリ領域では、微生物は生息できない。
したがって、保存料は配合されていない。
ちなみに、電解還元性イオン水は、塩素が含まれておらず、酸素など腐食の原因を遠ざけてくれるため、長期間金属が錆びないと言われている。
とはいっても、そこまでの説明は講習で無かったんですがね…。
ってことは、お肌につけても、抗酸化作用は…期待できないみたいです。
結論:電解還元性イオン水は、ヒドロキシルイオンを多量に含む!
The electrolyzed water includes a hydroxyl ion abundantly.