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Why is sebum secreted excessively?
こんにちは。
所沢の美容院PROGRESS小手指のよごです。
タイトルの◇は、ケミカルを示します。
今日は、
皮脂が過剰に分泌される原因
について。
皮脂が分泌されると、皮膚を保護してくれます。
が、過剰に分泌されることもあるようで…。
皮脂が増加するのは、夏場。
汗をたくさんかくと、同時に皮脂も分泌されます。夏は冬の2倍と言われます。
ところが、冬場も肌の表面の水分が減りやすく、皮膚を守るために皮脂が増加してたりします。
肌に皮脂が多く発生すると、臭いを発生させる雑菌のエサが多くなってしまいます。これらの雑菌が皮脂の分解を行うと、更なるニオイが発生してしまうのです。
皮脂が過剰に分泌されると…、
まず皮脂が毛穴の出口に詰まります。
こうなると、毛根部へ必要な酸素が供給されず、髪が軟らかくなります。
さらに、分泌され続けると、毛穴全体が皮脂で満たされてしまいます。
フケの原因になったり、細菌や酸化によって頭皮や毛根部に炎症を起こしたりします。
最後には、失髪です。
また、育毛剤などが、毛根部まで充分に浸透しなくなり、効果を発揮できなくなります。
皮脂が多く分泌されるには、原因があります。7つに分けてみました。
①男性ホルモンの増加
11〜13歳の頃から皮脂量が増え、20〜25歳で最高になり、少しずつ減少する。
男性の方が女性より分泌量が多いため、男性の頭皮の方が脂っぽくなる。
②ストレス
ストレスがかかりすぎると、ストレスに対応する最も重要なホルモンである副腎皮質ホルモンが乱れる。
そうなると、脂肪代謝の調節が難しくなり、皮脂分泌が過剰になる。
③過剰な洗浄
皮脂は、シャンプーをして、6〜10時間すると、元通りになる。
洗浄力の強いシャンプーで洗って、皮脂を取りすぎると、すぐに補おうと皮脂腺が発達する。その結果、過剰に分泌することになる。
ただ乾燥肌の場合、過度な洗浄は、さらなる乾燥を引き起こすので注意。
④気温の上昇
皮脂は汗と共に分泌されるため、暑くなって汗が増えると、皮脂の量も増える。
⑤ビタミンB群不足
牛乳、卵、レバー、ほうれん草、魚介類、豆などは分泌する皮脂量をコントロールしている。
⑥皮脂の原料になる食材
揚げ物などの油っぽいものや、バター、アルコールなどは、皮脂の原料になる。
⑦毛穴を開かせ、皮脂分泌を促進する食材
高カロリーのスナック菓子や、刺激物、辛いものは、汗をかきやすく、その結果、皮脂分泌が多くなる。
皮脂が過剰に分泌されたかどうかは、あくまで結果論である。
毛穴の出口に皮脂が詰まってきたら、危険なサイン。
皮脂が酸化することは避けられないが、分泌量に関しては、ある程度コントロールすることが出来る。
普段の生活に気を付けよう。
結論:皮脂が過剰に分泌されるかどうかは、年齢的なものを除けば、1日の過ごし方で決まる。
The irregular life causes oily skin.
美容師”よご あきとし”でした。