目次
All ingredient indication
こんにちは。
所沢の美容院PROGRESS小手指のよごです。
タイトルの◇は、ケミカルを示します。
今日は
全成分表示
について。
美容室で扱う商品は、化粧品か医薬部外品な訳ですが、それらのパッケージには、配合されている全ての成分が表示されています。
①化粧品
2001年4月1日より、化粧品は、配合した成分をすべて記載すること(全成分表示)になった。当時は薬事法。
これは、今の医薬品医療機器等法でも定められている。
配合量順に記載し、1%以下は順不同である。
ただし、着色剤と防腐剤は最後。
②医薬部外品
医薬部外品は、「医薬部外品」の表示と、140の表示指定成分が薬事法で義務づけられていたが、2006年4月1日より、医薬部外品の全成分表示が日本化粧品工業連合会の自主基準となった。
基本的には、消費者からの問い合わせに対して、的確かつ迅速に対応するのが目的。
医薬部外品の成分表示は多い順から書かなくても構わない。順不同。
また、医薬部外品は、「有効成分:○○」「その他の成分:◇◇」のように、有効成分とそれ以外の成分を分けて表示することになっている。
また、成分名も化粧品とは表記が異なる。
医薬部外品は、すべての原料に定められた規格があって、その規格名もしくは別名などで記載することになっている。
そのため、同じ成分であっても化粧品と医薬部外品などでは表示名が変わることも起こる。
例えば水。化粧品も医薬部外品も精製水を使っているはずだが、化粧品の場合は水、医薬部外品の場合は精製水と表記される。
↑医薬部外品の全成分表示
結論:化粧品も医薬部外品も全成分を表示している
As for the cosmetics, all ingredients are displayed.