シャンプー

◇シャンプー剤の主な構成成分◇

投稿日:2015年5月10日 更新日:

シャンプーの構成

こんにちは。
リズミカルな美容師よごです。
タイトルの◇はケミカルを示します。
今日は

シャンプー剤の構成

 

 
シャンプー剤には、様々な成分が入っています。全成分表示されているので確認できると思いますが、どのような効果があるのかまでは、分かりづらいですよね。
今回はそれを7つに分けました。多く入っている順に見ていきます。

 

 

①水

一番多く入ってる。シャンプーに含まれる成分を均一に溶かし込む。精製水が使われる。

 

 

②洗浄成分

頭皮や毛髪についた汚れを洗い流す。アニオン界面活性剤、両性界面活性剤など。

 

 

③コンディショニング成分

これを配合しないと、髪がギシギシになる。毛髪の保護や指通りを良くする。カチオンポリマー、カチオン界面活性剤、タンパク質誘導体、シリコーン誘導体など。

 

 

④油剤

油分を補給し、粘度を増す。天然油脂、エステル油、高級アルコールなど。

 

 

⑤毛髪保護成分

髪の保護。タンパク質誘導体や、多価アルコールなど。
 

 

⑥香料など

使用時の香りを楽しみリラックス効果のある香料、変質を防ぐ安定化剤など。商品の特徴づけだったり、酸化を防いだりする。香料、紫外線吸収剤、清涼剤、酸化防止剤、金属封鎖剤など。

 

 

⑦防腐剤

商品を保ち、腐敗させないようにする。パラベン、安息香酸、サリチル酸、フェノキシエタノールなど。

 

 
結論:

シャンプー剤には、汚れを落としてくれる界面活性剤以外にも、髪を補修する界面活性剤や安定化剤などが入っている。

 

 
〈〈シャンプーによって、泡立ちが違うのはなぜ?
〉〉イオンの性質による界面活性剤の種類

 

 
シャンプー編のサイトマップはこちら

〉〉このケミカルサイトのトップページはこちら

-シャンプー
-, ,

執筆者:


コメントを残す

関連記事

美容院での炭酸水の濃度

◇炭酸水の洗浄力◇

目次1 Detergency of the soda2 炭酸水の洗浄力2.1 前置き2.2 ①油に対しての洗浄力2.3 ②金属イオンに対する洗浄力2.4 ③浸透力3 結論:炭酸水だけでも汚れは落ちる! …

ケミカル美容師的に日中頭が痒い理由は5つある

◇日中 頭皮が痒くなる理由5つ◇

目次1 Why does a head become itchy?2 昨日の夜ちゃんとシャンプーしたのに、なぜか頭が かゆい!2.1 ①お湯の温度が熱すぎる2.2 ②汚れを充分に落とせていない2.3 …

シャンプーしてる写真

◇【美容師が解説♪】シャンプーする時に、泡立たない12個の理由◇

シャンプーが泡立たないと、気になりますよね。心当たりはありますか? A.シャンプーを変えた B.カラーやパーマをした C.生活環境が変わった こんにちは。新居浜のリズミカルな美容師よごです。 タイトル …

ケミカル美容師によるシャンプーイングのメカニズム

◇シャンプーイングのメカニズム◇

目次1 Mechanism of shampooing2 シャンプーイングのメカニズム2.1 ①膨潤・浸透2.2 ②乳化・分散・可溶化2.3 ③起泡2.4 ④再付着防止2.5 ⑤すすぎ・被膜形成3 K …

美容師のpHの値

◇皮膚などのpH◇

目次1 The skin’s pH2 pHの色々な例2.1 皮膚表面のpH3 結論:皮膚の表面は酸性である。4 The skin surface is acid The skin&#821 …

ケミカルサイト内検索